BLOCK PRINT(ブロックプリント)インドの木版染色の魅力

柄を彫った木版にインクをつけ、そのまま生地に押していく。

そんなアナログなプリント方法が、今も世の中には存在しています。しかも世界中にファンや愛好家をもち、数百年にわたってその技術や伝統は受け継がれてきました。

それがインドの染色技法、BLOCK PRINT(ブロックプリント)です

ほとんどの工程がブロック(木版)による手作業のため、“HAND BLOCK PRINTWOOD BLOCK PRINT とも呼ばれています。

便利な機械プリントが当たり前の時代にも関わらず、なぜこんなアナログなプリントが今もたくさんの人を魅了しているのでしょうか。それもエスニックやアジアンテイストだけではなく、北欧やナチュラルなどのファブリックアイテムでも広く使われています。

ここでは生産工程の一部をご紹介させていただくことで、ブロックプリントの魅力をお伝えできればと思います。

 

手作業で、ひとつひとつ


まずはこちらの映像をご覧ください。

これは弊社オリジナルのハンカチを生産してもらっているときの様子。このように同じ柄を連続させるようにスタンプしていくのが、ブロックプリントの大きな特徴です。

場所はインド北西部のジャイプールにある小さな町、サンガネール。“サンガネールプリント”という呼び名があるほど有名な産地で、いくつもの工房が軒を連ねています。

ここではプリントを施す前に、まずはブロックを作ってもらうところから始まります。職人たちが選ぶ木材はチークやローズウッドなどの堅くて伸縮しにくい木で、それらは染色時に歪みがでてしまわないように何年も乾燥させてあり、そこに私たちがオーダーしたデザインを手彫りしていきます。

 

細かいところまで丁寧に


デザインがたとえ繊細なものであっても、職人の方々は細かいところまで見事に彫り込んでいきます。

彼らはブロックに小さな穴(空気孔)もいくつか通していますが、それは染料(インク)をつけて生地に押すときに上から軽く叩くことで、穴から気泡が抜けて色がムラなくのるようにするためのもの。

生地にブロックを押したら、その柄とつながるように次の位置を合わせ、またブロックを押す。この作業を使う色ごとに繰り返すことで、ようやくひとつの柄が完成していきます。アイテムの種類やオーダー数によっては、何人もの職人が何千回何万回とブロックを押していくことになる過酷な作業でもあります。

ちなみに一人前の職人として認められるには何年もの修行が必要で、手先の器用さはもちろん、勘の良さや集中力なども備えていなければなりません。さらに使用する染料は気候や温度、湿度などによって生地への色の出方や仕上がりが微妙に違ってきますので、職人たちはその都度染料の調合を変え、ブロックを押す力も加減していきます。

 

自然のリズムに合わせて


あとは色を定着させるための薬品に浸けてから、水洗いをしていきます。

しかしこれらの工程がたとえうまくいったとしても、天日干しの日照時間が十分でなければ、発色が悪く不良品となってしまいます。日差しが強すぎてもいけませんし、弱すぎてもうまく染まりません。しかも雨の日は乾きにくいので、そのシーズンの気候によっては完成までに時間がかかることもあります。

彼らは自然や気候のリズムとうまく付き合うことで、ようやく上質なプリント生地を生産できるのです。

 

機械プリントでは味わえない魅力


完成品が届いたとき、私たちはその仕上がりの美しさにいつも目を奪われてしまいます。

たとえシンプルな連続柄であっても、そこに退屈な単調さは感じられません。むしろ色合いの絶妙な変化やわずかな表情の違いが、機械プリントでは決して味わえない独特の温もりや風合いになってくれています。

よく見ると柄がずれて色がはみ出していたり、プリントがかすれていることもあります。いくら同じデザインでも、まったく同じ仕上がりになることはまずありません。ひとつひとつが異なる魅力を持った一点ものですので、実際に使っていくうちにどんどん愛着もわいてきます。

手間ひまのかかった、職人の手によるハンドプリントをどうぞお楽しみください。

 

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