ショップの売上げを変える、SEO キーワードの選び方

SEO 対策をやっているけれど、キーワード選びがむずかしいという人はけっこう多いと思います。
たしかにキーワードの選定を間違ってしまうと、あとあと大変なことになってしまうのも事実です。

前回の記事(キーワード選びのわかりやすいポイント)では SEO キーワードの基本的なことをお伝えしましたが、ここでは実際に SEO キーワードの選び方を一緒にみていただくことで、みなさんのご参考にしていただけたらと思います。

今回は、下記のようなショップをモデルケースとして考えてみましょう。

 

A さんは学生のときに、卒業旅行でニューヨークを訪れました。そのとき朝食で食べていたベーグルのおいしさが忘れられず、帰国してからもさまざまなベーグル屋さんを巡るようになります。そのうち、あるベーグル専門店の味にすっかり魅了されるようになりました。
結局、A さんは数年間そのお店で働いたあとに、念願だったベーグル屋さんを開業します。そして SEO にも取り組むようになりました。

※お店は実店舗(実際に品物を並べて売っている、現物を手にとることができる商店のこと)なのか、ネットショップだけなのか、それとも両方展開しているのかによって内容は変わりますが、なるべくそれぞれのケースを考えながら進めていきたいと思います。

 

 

最初に決めるのはビッグキーワード


一般的に SEO キーワードは、検索される月間平均ボリュームによって、下記の 3 つに分類されます。

  • ビッグキーワード(検索数 3000 以上)
  • ミドルキーワード(検索数 500 以上)
  • ロングテールキーワード(検索数 500 未満)

※検索数の基準は SEO 業者や個人の見解によって多少異なる場合があります。

 

キーワードを選んでいく順番は、【ビッグ →ミドル →ロングテール】となります。詳しい理由は後述しますが、ビッグキーワードに紐付くかたちでミドルやロングテールを決めていけば、 SEO はもちろん、その後のサイトやコンテンツ作りがとてもスムーズになるからです。

そして、ビッグキーワードはあなたのショップやサービスに関連する言葉のなかでも、なるべく検索ボリュームの大きなものを選ぶようにしましょう。

A さんの場合ですと、まずは「ベーグル」になるかと思います。なんといってもベーグルを販売するお店ですし、将来的には「ベーグル」と検索されるだけで、自分のお店が一番上に表示されるのが理想的です。実際の検索ボリュームも確認してみましょう。

検索ボリュームは、Google キーワード プランナーを使えば無料で調べることができます。

 

 

キーワードプランナーは本来、Google に広告(※リスティング広告のこと)を出すときに使うツールです。
たとえば何かを検索したら、検索結果の一番上に広告が表示されていることがありますよね。ああいった広告を出すときに、そのキーワードがどのくらい検索されているのかや競合性(広告を出したい競合相手が多いかどうか)、広告を出したときにかかる推定費用などが事前にある程度わかるようになっています。

ですが、A さんは今のところリスティング広告を出すまでは考えておらず、あくまで SEO キーワードを決めるためにキーワードプランナーを使っています。有料プランであれば「月間平均検索ボリューム」は詳細な数字がわかりますが、無料プランだと参照図のように大まかな数字しかわかりませんので、先々は少額からでいいので有料にしておいてもいいでしょう。

 

「ベーグル」をキーワードプランナーで調べてみると、検索ボリュームは「 1 万〜 10 万」となっています。かなりの検索数なので、じゅうぶんビッグキーワードになると思います。ちなみに競合性とはあくまで広告出稿に対する目安ですので、SEO の難易度を示すものではありません。競合性が低いからといって、検索上位が狙いやすいということではないので注意が必要です。

※無料で検索ボリューム数の詳細がわかるサイトもありますので、できればそちらでもチェックしておきましょう。(参考サイト:http://aramakijake.jp/https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/ 等)

 

ただし、このビッグキーワードだけをこれから対策しても、売上げにつながるようにするのは相当困難です。SEO は、他のミドルキーワードやロングテールキーワードを連動させていくことで、はじめて強力な効果を発揮します。

 

 

ミドルキーワードの決め方


次にミドルキーワードの決め方ですが、基本的には「ビッグキーワード+単語」の組み合わせになります。+の部分はスペースだと考えてください。

A さんの場合ですと、「ベーグル ○○」ですね。○○の部分は、A さんのサービスにとって重要度の高い単語を選んでいきます。たとえばインターネット販売をしているのであれば、「ベーグル 通販」などはいいと思います。検索ボリュームも 3000 以内ですし、ミドルキーワードにはちょうどいいですよね。

選ぶときのヒントは、キーワードプランナーでビッグキーワードを検索したときに表示される、キーワード候補です。先ほどの参照図を見ると、「ベーグル 通販」や「ベーグル 作り方」「ベーグル 通販 人気」などが挙がっています。
これらの候補は、ベーグルを検索する人が一緒に検索している可能性が高いものが多く含まれています。そういったキーワードを調べていき、ていねいに選んでいきます。

 

他にも、たとえば A さんは実店舗で販売しているのであれば、その地域名も対策キーワードに入れます。もし大阪で出店しているのであれば、「ベーグル 大阪」「ベーグル 関西」などですね。
ただ、このふたつのキーワードの検索ボリュームは 500 以下ですので、ロングテールキーワードということになります。

注意すべきポイントは、そのキーワード内容は、自分がお客様に自信を持って提供できる内容なのかどうかです。いくら人気のありそうなキーワードを選んでも、自分が提供できなかったり、そのキーワード検索の競合他社より明らかに見劣りするようであれば、対策していっても勝てる見込みがありません。

キーワード選定では、先々で勝てる可能性のあるキーワードを選ぶことが重要になってきます。

 

 

ロングテールは最も効果を生むキーワード


ベーグル

ロングテールキーワードは、スモールキーワードとも呼ばれます。検索ボリュームの小さな検索キーワードのことで、「ベーグル 通販 人気」や「ベーグル 大阪」などがそうなります。複数の単語が組み合わさったキーワードが多く、より細かい検索をかけたいときに使われるキーワードです。

今や世間の人はすっかりインターネット検索に慣れていますので、何か明確な目的があるときは、ロングテールで検索をしています。つまりショップ側からすれば、ロングテール検索で訪問してくださる人は、目的があって来てくれていることになります。

「ベーグル 通販 人気」で検索した人は、“ ベーグルをネットで買いたいけど人気なのはどこだろう? ” と考えているはずです。そして、その検索結果で上位表示されたショップや情報サイトをどんどん見ていき、気に入ったショップが見つかりしだい、おそらくそのままベーグルをご購入されると思います。

「ベーグル 大阪」で検索した人は、おそらく大阪でベーグルを買えるお店を探しているはずです。もしこの検索結果で上位表示されていれば、高確率でサイトを見てもらえたり、実店舗へのご来店にもつながりますよね。つまり、検索ボリュームは小さいものの、実際の訪問や売上げに最もつながりやすいのがロングテールキーワードです。

 

一般的に、サイトへ訪問してくる人の約 8 割はロングテールキーワード経由ともいわれています。

しかも高いコンバージョン率(売上げや会員登録など)につながりますので、SEO が成功するかどうかは、ロングテールキーワードの対策ができているかどうかにかかっています。

A さんもこれからたくさんのロングテールキーワードをリサーチして、それに対するコンテンツを用意していくことになります。具体的には、ショップ紹介や製品の特長を書いたウェブページ、それにブログや SNS のことです。

そして、それらのロングテールキーワードが長期的に検索上位を狙っていくビッグキーワードやミドルキーワードに紐付いていれば、今後たくさんのロングテールで上位を取れば取るほど、相乗効果でビッグやミドルでの順位上昇に直結していき、結果としてたくさんのお客様の訪問につながります。

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まとめ


SEO キーワードは、検索数の多さで 3 種類に分けられます。
対策キーワードを選ぶときの順番は、【ビッグ →ミドル →ロングテール】です。

キーワードプランナーを使って検索ボリュームや関連キーワードをチェックしていき、自分がお客様に提供できる価値にもとづいて、なるべく勝てるキーワードを探していきます。

重要なのはロングテールキーワードで、ビッグやミドルに紐付くかたちでコンテンツを量産していけば、検索順位の上昇につながり、結果としてお客様も増えていきます。

まさにキーワードの選び方しだいで、ショップの売上げは変えることができるともいえます。

かなり大ざっぱではありますが、今回は SEO の中でも特に重要な、キーワードの選び方についてご紹介させていただきました。もうすこし詳しいやり方やおすすめのツールなどは、次回あらためてご紹介させていただきます。

 

さて、キーワードを選ぶことができたら、いよいよコンテンツを作っていくことになります。

すこしだけお伝えすると、コンテンツ作成では文章をたくさん書くことになると思いますが、ただキーワードを含ませたり見ばえのいい文章を書くだけでは、検索エンジンには評価されません。いくつかのポイントがあります。

そして今回の A さんの場合であれば、商品の良さや特長の紹介をするだけではなく、ベーグルを好きになったきっかけ(卒業旅行のニューヨークでの原体験)や、自分が働いたお店での経験、自分のショップでやりたいこと、そして現在ショップを運営するうえでの気づきや苦労などもコンテンツ化していくのがおすすめです。

そういった  “ 売れるショップ ” になっていくための方法も、また別の機会でみなさんと一緒に考えていけたらと思います。

関連ブログ:「雑貨を仕入れる前の参考に。売れているネットショップの特徴7選」

 


 

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